青春と煌めき(スタミュミュネタバレもあり)

  • 2017.04.09 Sunday
  • 12:12
スタミュミュの感想です。

わたしはオタクなんだけども、割とアニメを見ないオタクなので、スタミュミュの前にやっていた一挙放送を見て準備して行きました。
結果的に見て良かったな〜と思えるところの連発。

星谷と鳳先輩の出逢いのシーンの、鳳先輩のダンスの説得力が本当に本当に本当に凄い。キャスト見たときから『えっ、良くこんな人連れてきたね!?!』と驚いたけど、本当に凄かった。鳳先輩の丘山さんは次の作品がRENTのエンジェルで、ブロードウェイも出てる……ほんと良くこんな人連れてこられた…!稽古もきっと若手俳優たちが学べるところがめちゃくちゃあったのではないかと思うと、よりありがたみを感じる。
丘山さんの説得力のあるダンス、(感情が零れ落ちてる様な、素晴らしいものだった)特にターンが本当に美しい。星谷くんの憧れがこちらにも強く伝わってきて、『スタミュ』を舞台化した意味がはっきりしていた。

それから『我ら、綾薙学園華桜会』でご登校!アニメで見たフリの完全再現で放心。中でも鳳先輩が『え?諏訪部??』と思うほどに本当に声が、声が、歌声もしゃべりも鳳先輩で、凄くびっくりして、感動してしまい、いきなり泣きそうになってしまった…。
「リアルだから伝説なのさ〜♪」の華桜会の腕のフリが凄くパキッとしてて美しい!あと「オンリーワンはこれだよ〜♪」の千手観音も再現度に震えた。

そもそもわたしはそんなに『スタミュ』自体にハマって行ったわけではなく、自身の推しが出ていたことと、吉谷さんの演出だったので『いいだろうなあ…』とコルダを見た経験から思って観に行ったんだけども、最初から圧倒の連続。

鳳先輩のソロ曲『俺こそミュージック』も本当に最高でアニメのPVが凄い抽象的過ぎて(好きだけど)どうなるのかわからなかったけど、とてもかっこよすぎた。何度も何度も感動と興奮で心臓が飛び出しそうで胸を押さえてしまった。

凄く凄く個人的に
『あ〜〜〜〜〜〜テニミュでこの人の跡部景吾が観れる世界線に産まれたかった〜〜〜〜〜〜〜〜』
と心から思ってしまった…ただの希望……この人で見れたらどんな跡部景吾だったろう…。

それから吉谷さんの演出はコルダでも思ったけどアンサンブルの使い方と選び方が抜群に良い。
一番凄いのはアンサンブルの人たちだなあと観ながら何度も思う。覚えるダンスも、舞台の演出も、凄く多いのにしっかり覚えて舞台と演者(彼らも演者だけども)を生かしている。
どの場面でも凄いけど『アヤナギ・ショウ・タイム』の模範演技は本当にしっかり揃ってて感動してしまった。模範演技として凄く完璧で、これからチーム柊、チーム鳳の『アヤナギ・ショウ・タイム』も観られるんだ、という期待も高まって最高だった。

チーム柊は本当に完璧にチーム柊だった。
『スター・オブ・スター!』はちゃんと振りがついていて感動してしまった。しかもみんな歌もダンスも上手い。ユニゾンも完璧。正に、『スター・オブ・スター!』と思いながら圧倒されてしまった。良くこんなに上手いメンバーばかり集められた…!
チーム柊自体本当に全曲良くて、『アヤナギ・ショウ・タイム』はアニメとちょっとフリが違うところもあって『アニメではまだ稽古中だったから、本番に向けてフリ変えてきたのかな?』という想像もさせてもらえて2.5という、舞台とアニメとの繋がりを感じられたし、『Caribbean Groove』はアニメ本編ではほぼ描かれなかったけどそれが1つの物語の中で補完されて凄く良かった。
とにかく、本当にみんな歌が上手いし動きがいい。『スター・オブ・スター』をバシバシに感じるチーム柊だった。最高。
中でも戌峰役の丹澤さんは今回が役者としての初舞台?のようで驚きを隠せない。
本当に丹澤さんの戌峰はアニメの戌峰よりも戌峰だった…というとアニメの戌峰ディスみたいになってしまうけど、そうではなくて、アニメの戌峰で描かれていない戌峰の部分が丹澤さんによって補完されていたという感じ。
サックスプレーヤーだからかお腹からの声も凄くて、歌声も素晴らしく良い声。
アドリブも楽屋でみんなで考えてきてるんだろうけど、凄く上手い。
サックスプレーヤーとしても素晴らしい方なのだろうけど(その辺の経歴も凄かった)これから別の舞台でもぜひ観たい方だと思った。身体能力も高いし演技も良い。多分スタミュミュで戌峰をより好きになった人も多いんではないのかなと思ったし、わたしも好きになった。
チーム柊本当にいい部分しかなくて役者陣の努力を感じたし、それを演技で見せないようにしているのも、本当にチーム柊で最高に良かった。俄かでもこんなに感動したのだから、ファンの人はもっと感動したと思う。

チーム鳳は本当に、一人一人がバラバラの個性の持ち主過ぎて、チーム鳳感が凄かった。
歌もダンスも、チーム柊の方が圧倒的に上手い。
でもやっぱりキラキラ感がチーム鳳からは出ていて『あっ、これがチーム鳳か』と感じさせてくれたのがよかった。確かに絶対チーム柊には負けるんだけど(アニメではチーム鳳が素晴らしいから何故負けてしまうのかしっかり見ないとなかなかわからなかった)煌めきが彼ら5人の中から溢れていた。
星谷くん役の杉江さんがずっと喉がヤラれてて残念だったけど、あの真っ直ぐで優しさに溢れた演技は間違いなく星谷くんだったと思う。

華桜会はもう初めの『我ら、綾薙学園華桜会』で素晴らしさが充分に伝わってきていたし、ダンスも演技も振る舞いも完璧に華桜会だった…。
アニメでは後半に強く描かれていた鳳と柊、暁の関係がミュではハッキリと描かれていなかったけれど、アレはアレで良い気がした。
正直あそこを強く書き過ぎてしまうと多分今回のスタミュミュで見せたかった『キラキラ』感が薄まってしまったのかもなと思ったりもする。(あそこの関係性が真逆だから)
暁の「一輪の花を〜」という台詞は残されていて、アニメの中では『柊』という意味に取れたけれど、ミュ内では『華桜会』という意味に取れて、暁の執着と真面目さが本当の意味で『華桜会』に向けられているスポ根精神みたいなものを感じる解釈だった。わたしはこちらも好きだなと思えた。
鳳と柊の兄弟設定をハッキリと明かすほど描かれなかったのは勿体ないかなと思ったけど、でもやはりそこも書いてしまうと軸が主役である『チーム鳳』から離れすぎてしまったんだろうなという想像も出来た。
柊先輩がアニメのド真面目な感じから少しだけユーモアもわかる、天然さも感じる人になっていて、そこが何だか可愛らしかった。多分畠山さん自身が凄く面白い人なんだろうなあと思う。
多分スタミュミュの柊先輩と鳳先輩はすぐに笑いあったり冗談を言い合える関係性を築けるのではないかなあという想像もしてしまった。少し二次創作的。

気になったのが、どうやらイヤモニがない?らしく音と歌のラグが所々あったところ…。無いと想定したら箱の規模的にはなくてもよかったのかもしれないけど、あった方がよかったと思う。上手い人ほど歌いづらそうだった。あったなら調子悪かったのかな??2回見て2回とも思ったことだった。
あとは、正面付近から見てると照明のLEDの明かりが強すぎて眩しすぎたところも少し気になった。
もしも再演があるならその辺り改善して欲しいかなあ。
あと何よりアンケートがなかったことが!残念!!!凄くよかったからアンケートを書かせて欲しかった!!

とにかく、色々書いたけれど凄く久々に『これは何度も観たい!素晴らしい2.5ミュージカルだ!』と思えた。

宇多丸さんが好き映画の映画評論するときみたいに、プラスが高い分マイナスは正直マイナスじゃない。元々が5億点でマイナスは100点くらい、そんな感じ。見終わった後は興奮してなかなか眠れなかった。
一本の中にアニメ一期がギュッと濃縮されているからボーッとしてると置いていかれるし、予備知識がないと話についていけないと思う。
だから、絶対にアニメを見てから見た方がいいミュージカルだとそう思った。アニメで見たフリ、曲をそれぞれの役者が演じるのを見るあんな、震える様なアハ体験、出来るミュージカルは早々ない。

東京は今日がラスト、来週は大阪。
配信もあるのでよかったらぜひ。

https://gyao.yahoo.co.jp/special/25stage/ch01/

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